BLOG

「海の見える家」リノベーション物語(その4)断熱材工事

「海の見える家」リノベーション物語(その4)断熱材工事

外部の下地工事が終わって炭化コルクの断熱材を外壁と屋根に貼ります。コルクを炭化したものです。ワインの栓が身近でイメージしやすいかと思います。あれが板状になったものです。

炭化コルクとはコルクの廃材を型にはめこんで高温の蒸気加熱と圧力でプレスして作ります。コルク自体の樹脂成分で固形化するため化学接着剤は使用しません。100%天然素材の断熱材です。断熱性、防虫性、防音性、耐腐食性など優れた性能があります。

コルクはポルトガル、スペイン、南フランス、北アフリカで群生しています。木の寿命は150年~200年です。羊の毛を刈るみたいに樹皮だけを取ります。樹皮の再生力が強いので9年でまた再生します。とてもエコな素材です。

屋根の断熱材工事が終わり屋根に登りました。伊勢湾の向こうの鈴鹿山脈へ沈む夕日が綺麗でした。

ではまた