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肌荒れが気になる方にもお勧めな漆喰の調湿効果について

今日は漆喰の調湿効果についてお話をします。

漆喰は、空気中の湿度に応じて湿気を吸収したり放出したりすることができます。この調湿効果が、室内の快適性や健康に良い影響を与えます。

まず、漆喰が湿気を吸収することによって、室内の湿度を下げる効果があります。湿度が高い状態が続くと、カビやダニなどのアレルギー源が繁殖しやすくなり、また、湿度が高いと暑さや寒さがより強く感じられます。漆喰が湿気を吸収することで、湿度を調整し、カビやダニの繁殖を防ぐことができます。室内の快適性も向上するため、冷暖房の負荷を軽減し、省エネ効果もあります。

一方で、漆喰が湿気を放出することによって、乾燥した空気を湿度が必要なレベルに保つ効果があります。乾燥した空気は、のどや鼻の粘膜を刺激し、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクを高めることがあり、漆喰が湿気を放出することで、室内の湿度を保ち、健康面にも良い影響を与えます。

何故漆喰に調湿効果があるのかと言うと、漆喰は石灰と水を混ぜたものであり、無機質の素材です。そのため、湿気に対して安定しています。また、漆喰は通気性があり、壁面に張り付いた湿気や水蒸気を吸収して、空気中に放出することができます。このような作用によって、湿気を抑制し、適度な湿度を維持することができます。

また、漆喰の微細な孔や気孔が、湿気を調節する役割を果たしています。これらの孔や気孔は、非常に細かく、空気の流れを阻害することなく、湿気を吸収し、放出することができます。この微細な構造は、漆喰の調湿効果を高めるために重要な役割を果たしています。

これからは高気密・高断熱の家が増えていき除湿器、加湿器が今まで以上に使われることが予想されます。また漆喰は天然の除湿器にもなり加湿器にもなり、湿度を調整してくれます。空気中不純物や乾燥が肌荒れ、乾燥肌の原因になることもありますので、肌荒れが気になる方にはお勧めです!

漆喰とビニルクロスの水分吸収量の比較

ではまた!