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漆喰は汚れない!?

今日は漆喰は汚れないお話をしたいと思います。

まずは内部の壁や天井に漆喰を使った場合についてです。

何故漆喰が汚れないかについては、漆喰は主成分が自然素材であることです。

そして漆喰の表面に凹凸があることでその表面積が大きくなります。そして表面積が増えることで、静電気が帯電するための表面にたまる電荷量が少なくなりますので、表面に静電気を帯電しない性質を持ちます。

一方ビニルクロスや合板で出来た扉などの石油系で作られたプラスチック素材なので、静電気を帯びやすくそのために付着するホコリや汚れが目立ちます。

例えばビニルクロスの部屋ですと、エアコンの周りや冷蔵庫の廻りにほこりが付着して黒くなることが多いですが、それは静電気がほこりを引っ張ってきてしまうからです。

ただ漆喰の塗り方によっては凸凹が多いと、ほこりはたまりやすいです。けれども静電気で付着しているわけではないので、ほうきや雑巾ですぐ取れます。

次に漆喰の外壁の場合です。

静電気を帯びないため塵やホコリなどのものは付着しませんが、通気性が悪い場所や日光が当たらない場所はカビやコケが発生する場合があります。

そのため外壁に使用する場合は弊社では天然のコーティング材を使用しています。長期間カビが繁殖しない素材で、雨が外壁の表面に付いた汚れを落としてくれますので、長期間綺麗な状態です。15年くらい経った頃に汚れが気になってきたら再度コーティング材を塗って綺麗な状態を保ちます。外壁が汚れた後でもそのコーティング材を塗れば雨で汚れが落ちますので数か月で外壁が綺麗な状態に戻ります。ただし汚れの種類によっては落ちない場合があります。

ではまた!