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「海の見える家」リノベーション物語(その1)解体工事

「海の見える家」リノベーション物語(その1)解体工事

熱い日が続きますが如何お過ごしでしょうか?

昔を思い出しながら、常滑市にある我が家をリノベーションにした経緯について話したいと思います。

家族で知立のアパートに暮らしていました。母が実家で一人暮らしでしたので、ゆくゆくは考えないといけないなあと思っていたところ、タイミング良く実家の横に中古住宅の物件が販売されたので購入しました。入居時はお金も乏しかったために、友人に手伝ってもらいながらクロスの貼り換え、塗装、フローリング貼のリフォームをして引っ越ししました。

三人の息子達がどんどん大きくなっていくうちに手狭になっていきました。そして引っ越しして12年経った頃に新築で建て替えるか?リノベーションにするか悩みました。

中古住宅では冬は隙間風が入り外にいるような寒さで、そして長年暮らしていると雨漏りもひどくなっていきました。「8時だよ全員集合!」のコントのように雨の日はバケツが何か所か置かれる始末でした。(笑

そんなボロ屋でも愛着が沸いていき、また新築で建て替えると子供たちの育った空間の記憶まで無くなってしまうようで悩みました。妻はこんなにぼろい家をリノベーションすることに大変不安がありましたが、なんとか説得してリノベーションにしました。

もう一つの理由として、私は昔に長屋に住んでいましたが中学校に上がる時に戸建てに引っ越しをしました。そして何十年か経って成人してから、その長屋を見に行きたくなって行きました。しかし長屋は跡形もなくマンションに変わっていました。その時の寂しさがあったのも理由かもしれません。

そして設計図面をまとめて、引っ越しをして地鎮祭を執り行い、解体工事が始まりました。

地鎮祭
解体前の我が家の外観

少し寂しく・・・わくわくもある心境です。

続く・・・