皆さんは一口に新築といっても大きく2つに分けられるのはご存知でしょうか。
一つは間取りも部材も自由に選べる「自由設計」タイプ。
もう一つは、カタログから自分に合った住まいを選ぶ「規格住宅」タイプ。
この2つには、それぞれにメリットとデメリットがあります。
家づくりにはどんな選択肢があり、どんなメリット・デメリットがあるのか。
自分にとって何がベストな選択なのか、
簡単にですが選ぶ際のポイントをご紹介します。
新築 自由設計
メリット
地盤からの耐震が可能。設計の自由度が高い.
デメリット
間取りや完成のイメージがつかみにくい。
コストについて
全体コストが上がるため、総体価格は高めです。
一から自由に作れる反面、「必要なものを作らないと、、、」という気持ちになりがちです。
例えば、お子様が2人いたら子供部屋は2つ必要だ。
と要望を一つ一つ満たしていくと、総体金額が大きく膨らんでしまいます。
10年後、20年後、、、本当に必要なものなのか、しっかりと取捨選択しましょう。
新築 規格住宅
メリット
地盤からの耐震が可能。コストダウンしやすい。完成度がイメージしやすい。
デメリット
使用部材に制限がある。
設計の自由度は低く、細かい要望が反映されにくい。
コストについて
本体工事の価格が抑えられる。
あらかじめ間取りが決められているなど、規格化されているため、
本体価格は安く抑えられますが、内装などの付帯工事が追加で料金発生することもあるので、
事前に確認が必要です。
期間についてのポイント
「自由設計」は自由度が高い分時間がかかります。
完成イメージがつかみにくく、お互いの理解を深める必要があるので、プランのすり合わせに時間を要します。
場合によっては、打ち合せに多くの時間がかかります。
また、自由度が高いため、工事中もさまざまな要望を取り入れれば、工期が長くなります。
「規格住宅」は、プランが用意されているので短時間で完成します。
自由度が低く、あらかじめ用意されたプランに色づけしていくだけなので、契約までの時間はあまりかかりません。
また、モデルハウスなどで現物を確認することができ、完成イメージもつかみやすいので、打ち合せもスムーズです。
工事も、規格化されたキットを組立てていく形なので、作業は短くて済み、早くできあがります。