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「海の見える家」リノベーション物語(その3)大工工事、防蟻処理

「海の見える家」リノベーション物語(その3)大工工事、防蟻処理

基礎工事が終わって大工さん達が入ります。

床、壁、天井の下地組とサッシの取り付けです。

1階の土台を引いたところで、土台のところと土台から1mまでの高さを防蟻処理をします。

土台にホウ酸の防蟻処理

防蟻処理はホウ酸と柿渋を混ぜたものを塗っています。

防蟻処理にも合成殺虫剤とホウ酸の二つがあります。お勧めするのはホウ酸処理の防蟻処理です。

現在住宅で使われているほとんどの合成殺虫剤は化学物質満載の防蟻処理です。それが人体に悪影響を及ぼす可能性があるです。

なぜならば、これから国が推奨している、高気密・高断熱の家がどんどん進んでいくことが予想されます。それは建物が高気密になることによって、床下に撒かれた薬剤が気化して室内に侵入してくるからです。

今でもシックハウス症候群は右肩上がりで増えていますが、予想されることはもっとアレルギーになる人が増えていくことが予想されます。おまけにその有害な気化された気体は、空気より重いため床に近いほど濃度が高くなります。

だから大人より赤ちゃんや子供達が被害にあう可能性が大きいのです。さらに赤ちゃんは大人の2倍空気を吸います。

もしシックハウス・化学物質過敏症の症状が発症してお医者さん行っても、空気に詳しいお医者さんが少ないので、違う病名を言われる可能性が高いのです。

合成殺虫剤の防蟻処理の中で怖い物質の一つにネオニコチノイド系の物質が入っていることもあります。EUでは農薬で使用されていたネオニコチノイド系を禁止になっていますが、まだ日本では規制すらされていません。

最近時々報道されてきたので、知っている方もいるかもしれません。ツバチがいなくなった原因とも言われて、そして子供達の脳の発達障害に影響があるとも言われています。

防蟻処理も大切です。

お勧めのシロアリに強いホウ酸処理 →  https://borate.jp/products/borondeguard.php

ではまた